プール熱とは

正式な疾患名は、咽頭結膜熱です。
アデノウイルス(種類としては、3・4・7・11・14型)に感染することで発症する急性のウイルス性感染症です。
感染経路は、接触もしくは飛沫感染によるもので、5~7日程度の潜伏期間を経てから発症するようになります。

幼児~学童期の年齢の小児に罹患しやすく、プールでの集団感染がよくみられたことから一般的にはプール熱と呼ばれるようになりました。
夏の時期に流行しますが、ほかの季節でも発症することはあります。

よくみられる症状ですが、まず急な高熱が現れるようになります(発熱は3~4日程度続く)。
さらに発熱に伴って、咽頭炎による喉の痛み、結膜炎による目の充血、流涙、目やにがたくさん出ることもあります。
そのほか、頭痛、食欲不振、全身の倦怠感を訴えることもあります。

これといった検査を行わなくても、症状や流行状況などから診断がつくことも少なくないです。

治療について

対症療法が中心となります。
具体的には、発熱などに対しては、解熱鎮痛剤が用いられます。
また眼症状については、点眼薬を使用していきます。

このほか予防対策として、ほかの人とはタオルを共有しない、手洗い、うがい、マスクの着用といった予防対策も行うようにしてください。