ご出産おめでとうございます。退院後、ご自宅で赤ちゃんと過ごす日々の中で、体重の増え方や授乳の様子、赤ちゃんの体の状態など、気になることも多いのではないでしょうか。「1か月児健診」は、生後28日を過ぎた頃から生後6週(生後41日)までの赤ちゃんを対象に、発育・発達の状態を確認する初めての健診です。出産された産院で受けられることが多いですが、当院のような小児科でも受診していただけます。赤ちゃんのことだけでなく、産後のお母様やご家族の体調・お気持ちについてもお伺いする機会です。
1か月児健診とは
国(こども家庭庁)の通知に基づき、生後1か月前後の赤ちゃんについて、主に次の項目を確認する健診です。
- 身体の発育状況(体重・身長・頭囲の増え方など)
- 栄養状態(母乳やミルクの状況)
- 病気や異常の有無
- 新生児聴覚検査や先天性代謝異常検査(新生児マススクリーニング)の結果確認
- ビタミンK2投与の実施状況の確認
- 育児上心配なこと
出生直後にはわかりにくい病気の症状が現れやすい時期でもあり、早期に発見して適切な対応につなげるための大切な機会です。
費用について(東京都の公費助成)
当院は東京都1か月児健康診査の対象医療機関(都内委託医療機関)です。
健診費用は6,000円です。1か月児健診のみを受診される場合、受診票により全額助成されるため自己負担はありません。
健診とあわせてその他の保険診療(ご相談・処置等)を行った場合、その分の自己負担が生じることがありますが、マイナ保険証と医療証(子ども医療費助成等)をお持ちであれば、その分の自己負担もかかりません。
受診票は、妊娠届出の時期に応じて、郵送またはゆりかご面接・母子健康手帳交付時にお渡しされています。葛飾区・足立区にお住まいの方も、東京都内共通の受診票をご利用いただけます(都外の医療機関では使用できません)。
主な健診項目
- 体重・身長・頭囲の増え方
- 栄養状態(母乳やミルクの飲み方・量)
- 皮膚の状態(黄疸の有無等)
- 便の色(母子健康手帳の便色カードで確認し、胆道閉鎖症などがないかを確認します)
- おへその状態
- 股関節の状態(先天性股関節脱臼のチェック)
- 原始反射など神経学的な発達
- 新生児聴覚検査・先天性代謝異常検査(新生児マススクリーニング)の結果確認
- ビタミンK2投与の実施状況の確認(必要に応じて追加投与)
- 保護者の方からの育児に関するご相談
受診方法・持ち物
- 母子健康手帳(便色カードのページもご確認ください)
- 1か月児健康診査受診票(お持ちの方)
- マイナンバーカード(マイナ保険証)や乳幼児医療証などの医療証(お持ちの方)※生後1か月のお子さんの場合、まだお手元に届いていないこともあります。その際はなくても受診いただけます。
- バスタオル、おむつ、着替えなど
事前にWEB予約のうえご来院ください。
育児やお母様ご自身のことについてもご相談ください
赤ちゃんが生まれてからの数週間は、慣れない育児や睡眠不足などで心身ともに負担が大きい時期です。健診では赤ちゃんの様子だけでなく、授乳や睡眠でお困りのことはないか、気分の落ち込みなどはないかなど、保護者の方の体調やお気持ちについてもあわせてお伺いします。ご不安なことがあれば、些細なことでも遠慮なくお話しください。
今後の予防接種について
多くの予防接種は生後2か月から接種が可能になります。1か月児健診の際に、今後の接種スケジュールについてもご説明しますので、あわせてご相談ください。
よくあるご質問
Q. 足立区に住んでいますが、受診できますか?
A. 受診いただけます。当院は葛飾区にありますが、足立区にお住まいの方も多くご来院いただいています。葛飾区・足立区にお住まいの方は、東京都内共通の受診票をご利用いただけます(都外の医療機関では使用できません)。
Q. 出産した産院とは違う医療機関で受けてもよいですか?
A. 問題ありません。当院でも1か月児健診を承っております。
Q. 受診票がまだ手元に届いていません。受診できますか?
A. 受診票がお手元にない場合の取り扱いについては、お手数ですが当院までお問い合わせください。
Q. 何を着せていけばよいですか?
A. 診察の際に脱ぎ着しやすい服装でお越しください。おむつ替えや授乳のため、おむつや授乳用品もご準備ください。
ご予約について
ご予約はWEB予約より承っております。
